伊豆ヶ岳(2024年6月1日)

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写真 解説

今日は西武鉄道の正丸駅から伊豆ヶ岳に登り、そこから飯能アルプス沿いに子の権現まで縦走します。 当初は山梨県のハマイバ丸を計画していたのですが、天気が不安定とのことでしたので、すぐにエスケープルートから下山できる伊豆ヶ岳に変更しました。 天気図を見ても、パッとしなさそうな感じです。
正丸駅に定刻(7:03)通り到着、トイレを済ませて出発です(7:05)。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.0 1/100s

[GPS]

正丸駅から下る、このゆがんだ階段が苦手。今日も踏み外しそうになりました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.0 1/100s

[GPS]

車道に沿ってとことこ歩きます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.0 1/100s

[GPS]

道脇には見慣れない花が咲いていました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F4.5 1/100s

[GPS]

今日は、ほぼ 関東ふれあいの道の 伊豆ヶ岳を越えるみち で行きます。 子の権現からの下山ルートだけ異なります。 関東ふれあいの道は沢ルートですが、いつも沢ルートで下っていたので、今日は尾根ルートで下ります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/125s

[GPS]

ワラビがたくさん生えていて、ロープが張られていました。栽培しているのかな。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/125s

[GPS]

関東ふれあいの道定番の説明板です。今日のコースにもたくさんありました。

安産地蔵尊
金の胎内仏はらごを持っているとして、古くから霊験れいけんあらたかな仏として信仰を集めていました。 明治元年の神仏分離令で正蔵しょうぞう院に移されることになった時、にわかに重量を増して、ついに運び出すことが出来なかった。 このため子育て観音を祭る観音堂に安置されることになったと言われています。 昔の人は懐妊かいにんすると、仏前の旗をいただき腹帯にして出産の日を待ったと言われています。 古来から大蔵山地区にはお産で命を落とした婦人はいないと伝えらえれているのも霊験の一端をあらわすものといえます。 祭りは毎年4月24日大祭として地区全体で行われています。
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/125s

[GPS]

ヤマブキ
山間の谷川沿いの湿った所に多く自生する落葉性の小低木です。 枝が細く、少しの風にも吹かれやすいため、山吹の名が出たと言われています。 葉は卵型で表面は鮮やかな緑色ですが、支脈がくぼんで表面がデコボコになっています。 これは花の時期に春雨が多く、水を早くとり除いて葉の機能を働かせるのに役立つためです。
科名・バラ科
学名・Kerria japonica
特長・落葉広葉樹
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F4.0 1/60s

[GPS]

車道が終わり、ここから登山道になります(7:23)。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 400 F5.6 1/80s

[GPS]

少し進むと鳥居がありました。 脇には関東ふれあいの道の説明板がありました。

申講さるこう
2月の初申はつさるに、山の神を祭るのが「お申講さるこう」で山の多い飯能には特に多く、今も盛んにおこなわれています。 りっぱな社殿をもつもの。 小さなほこら、古木、石等対象もさまざま。 祭神もさまざまで、大山祗神おおやまつみのかみ木花咲耶姫このはなさくやひめとしるしたものを多く見かけますが、山の神とは、猿田彦だとか、天狗とか、本物の猿とか、いろいろな答えが返ってきます。
山の木を守ってくれ、働く人の安全を守ってくれるのが山の神。 そう信じて頭を下げれば、しめを張った1本の木でもよいわけです。 山仕事を暮らす人の多い地区では、いろいろおもしろい話が聞けます。
木の葉にのせた赤飯と、竹筒2本に酒を入れ水引きで結び、杉の葉を差したものを上げ、山の神を祭る。
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

分岐です。左が正丸峠、右が旧正丸峠です。まぁ正丸峠も右のほうが半分車道歩きな分、楽な気がします。 今日は左に進みます。
また関東ふれあいの道の説明板がありました。

フズリナをさがそう
秩父古生層のなかでも代表的な化石は、紡すい虫(フズリナ)類です。 ふつう米つぶからアズキ大の大きで、ラグビーボールを小さくしたような形で石灰質の殻をつくっている原生動物です。 フズリナの殻が集まり石灰岩を作っています。 このあたりの石灰岩を注意深く観察すれば、フズリナの化石を見つけ出すことができるでしょう。
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

エイザンスミレ
林の下に自生する多年草で、地上の茎はなく根本から葉を出しています。 葉の両面は無毛で開花時の葉は三つに裂けています。 4月頃、葉の間から花柄を出し、先にやや大きい淡紫白色の香りのある花を横向きにつけます。 花弁には濃い紫色のすじがあります。 エゾスミレともいう。 和名は「叡山スミレ」で比叡ひえい山に自生するスミレの意味です。
科名・スミレ科
学名・Viola eizanensis
特長・無茎性の多年草
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1250 F5.6 1/80s

[GPS]

沢に沿ってどんどん上ります。今朝まで雨でしたので、足元はビシャビシャです。
関東ふれあいの道の里程標がありました。 正丸駅から 2.5km 来ました。この先まだ 12.0km あります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/60s

[GPS]

階段が出てきました。この階段で正丸峠付近まで一気に上ります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/60s

[GPS]

後半はコンクリートの階段になります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/125s

[GPS]

吾野方向(南東)に眺望がちょっとだけありました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F9.0 1/400s

[GPS]

正丸峠(636m)到着(7:42)。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 160 F2.8 1/40s

[GPS]

すぐに尾根に出ました。ここから、ほぼ尾根沿いに進みます。
埼玉定番の「ゴミは持ち帰りましょう」看板がありました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 400 F2.8 1/30s

[GPS]

ここを登り切れば小高山です。
関東ふれあいの道の里程標がありました。 駅から 3.5km のところまで来ました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/60s

[GPS]

小高山こだかやま(720m)到着(7:55)。山頂標はこちら

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 320 F5.6 1/60s

[GPS]

北側に目を向けると、二子山(左のピーク)と甲仁田山(右のピーク)が見えました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/125s

[GPS]

長岩峠(706m)通過。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/60s

[GPS]

五輪山へは長い階段が続きます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/60s

[GPS]

五輪山(770m)通過(8:05)。正丸駅を出てちょうど1時間です。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/60s

[GPS]

五輪山を下ると、すぐに伊豆ヶ岳男坂女坂分岐に着きます。 男坂はロープが張られて立ち入り禁止になっていました。 このご時世、もう二度と再開されることはなさそうですね。
付近に関東ふれあいの道の説明板がありました。

チャートでできた山
伊豆ヶ岳いずがたけはチャートでできている山です。 チャートは生物の死がいがたくさんたまって岩石に変わってできたと言われ、秩父帯のなかでもとくに固いため、浸食に対して強くゴツゴツした地形をつくっています。 伊豆ヶ岳のほか、県内では両神りょうかみ山・城峰じょうみね山・武甲ぶこう山の南側の浦山渓谷などに、高い山やけわしい地形をつくる所にチャートが多く分布しています。
環境省・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/60s

[GPS]

女坂で上ります。記憶していたより急でした。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 800 F5.6 1/60s

[GPS]

山頂付近の尾根に出ました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 200 F5.6 1/60s

[GPS]

故伊豆ヶ岳おばーさん追悼之碑 がありました。 ここに昭和40年頃まで茶店を開いていた方らしいですが、一山岳会が勝手にこんなもんを設置するのはいかがなものか?

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 400 F5.6 1/80s

[GPS]

伊豆ヶ岳(851m)登頂です(8:14)。
関東ふれあいの道の里程標がありました。駅から 4.5km です。
関東ふれあいの道の説明板もありました。

伊豆ヶ岳
伊豆いずたけの山名は、突峰状の山容によるアイヌ語の「イズ」から出たものと言われています。 地元では、快晴の日、山頂に登ると遠く伊豆まで見えるからという「伊豆ヶ岳説」ゆずの木が多くあったからという「柚ヶ岳説」また昔、麓の湯の沢で温泉が湧き出ており、その前の山だからという「湯津ヶ岳説」等、色々な話が伝えられています。
環境庁・埼玉県

山頂標はこちら。 大高山と同じような石の山頂標もありました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 200 F5.6 1/80s

[GPS]

山頂には誰もいません。 岩に腰かけて、オレンジジュースと文明堂Vカステラで5分ほど休憩しました。
湿度は高いですが、気温15℃でそよ風が吹いていて気持ちが良いです。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F4.0 1/60s

[GPS]

南側に下山し始めると、すぐに山伏峠方面との分岐になります。左に進みます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 800 F5.6 1/80s

[GPS]

登山道に沿って水が流れた跡がありました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

西吾野方面への下山道を左に分け、まっすぐ進みます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

古御岳が近づくと階段の上りが延々と続きます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

古御岳こみたけ(830m)到着(8:30)。山頂標はこちら。 山頂標が妙に立派です。リメイク?

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

山頂には小さめの東屋がありました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

古御岳からは 100m ぐらい一気に下ります。 ここが本日の山行で一番キツいところです。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

小ピークをいくつか越えます。 ここにも里程標がありました。 まだまだ先は長いです。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

急になだらかな道になりました。また説明板がありました。

アセビ
山地に自生する常緑性の低木で、全国の山地でみられ、アセブ・アシビ・アセボなど地方により多くの呼び名があります。 有毒植物で、牛馬がこれを食べると酔ったようになるというので『馬酔木』の字があてられた。 早春、枝の先に花穂を下にたれ、スズランに似た白色のつぼ状に咲く白い花は、万葉の昔をしのばせてくれます。
科名・ツツジ科
学名・Pieris japonica
特長・常緑広葉樹
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

ここを登り切れば高畑山です。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 640 F5.6 1/80s

[GPS]

高畑山(695m)到着(8:50)。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 320 F5.6 1/80s

[GPS]

高畑山をちょっと進むと開けた所に出ます。 里程標がありましたが、まだ半分も来ていないです。意外に長いなぁ...。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F7.1 1/200s

[GPS]

眺望が良いです。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F7.1 1/250s

[GPS]

でもそこから下る道は粘土質でよく滑ります。 一歩ずつ慎重に下りました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F4.0 1/60s

[GPS]

リョウブ
日本各地の山林に自生する落葉性の小高木。 幹はなめらかで茶褐色と灰褐色とのマダラとなり地方によりサルスベリとも呼ぶ。 夏には、長さ6~15cmの総状の花序を出し、小さい白色の花を密につけます。 古名ハタツモリは、『旗積り』で花のさかりに、百千万の旗をひるがえしたように見えるからと言われています。 材は上質の木炭となり、幼芽は食葉となります。
科名・リョウブ科
学名・Clethra barbineruis
特長・落葉広葉樹
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/80s

[GPS]

中ノ沢ノ頭(622m)通過(9:02)。山頂標はこちら。 山頂は 関東ふれあいの道 から外れている(関東ふれあいの道は巻き道を進みます)のに、山頂標にはちゃんとマークが付いています。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 250 F5.6 1/80s

[GPS]

天目指峠に向けてどんどん下ります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 800 F5.6 1/80s

[GPS]

またまた説明板です。

天目指峠の伝説
昔、この峠の上には竜神をまつほこらがありました。 この神様の一族がうなぎであったことからこの付近の沢では絶対に鰻をとってはならないとされていましたが、ある時穴沢あなさわ木樵きこりがこの禁を破って鰻をとって食べてしまいました。 竜神は大変怒って、大暴風と山崩れを起こして、穴沢部落を押し流してしまいました。 穴沢は、峠から上名栗へ下る途中の集落です。
環境省・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

眼下に天目指峠が見えてきました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 500 F5.6 1/80s

[GPS]

天目指峠(489m)到着(9:17)。説明板がありました。

天目指峠
天目指峠の由来は、天目はアマメと読み、これはこの付近の方言で豆柿を意味しています。 豆柿というのは、山地に自生する親指頭大の熟すと紫色になる柿の一種で、このあたりは柿が非常に豊富であったということです。 また「ざす」とは、山地で行われる原始的工作法で、山を焼いてそのあとに種をまく焼畑のことです。
環境庁・埼玉県

ここから愛宕山(660m)まで 150m 以上登り返しになります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1250 F5.6 1/80s

[GPS]

なかなかの急登です。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 400 F5.6 1/80s

[GPS]

エンコウカエデ
イタヤカエデの変種で、各地の山地に自生する小高木。 猿猴えんこうカエデの意味で、長い柄をもった葉は対生し5~7個に深く裂け、手長猿の手を思わせるところから来ています。 葉裏には毛がなく光沢があり秋になると黄葉する。 この変種に葉がもう少しかたく、裏の主脈上にまばらに毛のあるものが多い。 これをウラゲエンコウカエデと言います。
科名・カエデ科
学名・Acer mono
特長・落葉広葉樹
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

ヤマザクラ
山桜は山中に生える桜の意味神話時代の歌の中に『さきくにさくらん、ほきくにさくらん』という語の中から出たものであると言われています。 本州中部以南の山地に多く自生し、ソメイヨシノとちがって、花と同時に紅葉の新葉が開きその存在を知ることが出来ます。 樹皮が長く、数百年に達するものも少なくない。 家具材などにも使用されています。
科名・バラ科
学名・Prunus donarium
特長・落葉広葉樹
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 500 F5.6 1/80s

[GPS]

何度か平地や下りがありますが、すぐにまた上りに変わります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1250 F5.6 1/80s

[GPS]

山頂が近づくと、徐々に岩が出てきます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1250 F5.6 1/80s

[GPS]

この先にもまだ上りが見えています。説明板がありました。

西川材
このあたりで取れるヒノキやスギは、西川材にしかわざいと呼ばれ、江戸城を築く材料にも使われたと言われています。 西川とは江戸から見て西方にあたる川という意味で名栗なぐり川・高麗こま川・成木川をさします。 切り出した木材はいかだに組まれ、川を下り江戸まで4~5日かかったと言われています。 いかだ流しは、道路や鉄道の開通により、近年急速に姿を消していきました。
環境庁・埼玉県

里程標もありました。半分を越えました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/80s

[GPS]

わぁ...、長そうな階段が見えてきました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1250 F5.6 1/80s

[GPS]

やっと 愛宕山(660m)到着です(9:43)。けっこう登り返しました。 説明板がありました。

子の山の花ごよみ
子の山の四季は、早春のウメの花から始まります。 春たけなわともなれば、小鳥がさえずり、ヤマザクラ ツツジ・ヤマブキなどの花が次々と山を彩ります。 夏は緑の間にヤマユリが咲き乱れ、秋は虫すだく銀色のススキの穂と、燃ゆるがごとき色鮮やかな紅葉に埋めつくされます。 冬には、ひっそりとカンアオイの花が咲き、周囲の山が雪化粧します。
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 640 F5.6 1/80s

[GPS]

祠がありました。破風といい、反り屋根といい、鳥居といい、なかなか凝った造りをしています。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

子の山ねのやまに向けてどんどん下ります。 竹寺からの道が右から合流してきました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

広いなだらかな道になります。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F8.0 1/250s

[GPS]

竹寺方向がよく見えます。里程標がありました。あと 5km まで来ました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F7.1 1/200s

[GPS]

子の山(640m)到着(9:48)。山頂には子の権現天竜寺があります。
ここからしばらく車道を歩きます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F4.5 1/80s

[GPS]

少し下ると、茶店街にまた説明板がありました。

子の権現
一般には子の権現の名で親しまれているが、正しくは大鱗山だいりんざん雲洞院うんどういん天龍寺てんりゅうじと呼ぶ。 天長9年(832)子の年・子の月・子の日・子の刻に生まれ、湯殿山で徳をつんだ子の聖が草ぶきの家を建てたところで、弟子の恵聖上人えしょうしょうにんが聖人をまつったのがこの寺である。
環境庁・埼玉県

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F4.0 1/60s

[GPS]

吾野方面(西)への眺望が良いです。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F8.0 1/250s

[GPS]

車道をとことこ下ります。 関東ふれあいの道は、ここから右の登山道に入って沢沿いに下りますが、私は尾根沿いに下るためにもうちょっと車道を歩きます。 関東ふれあいの道としばらくお別れです。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 125 F2.8 1/40s

[GPS]

ここから登山道に下ります(9:55)。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 640 F5.6 1/80s

[GPS]

マイナーな道でちょっと不安でしたが、意外にしっかりした道でしたのでホッとしました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 640 F5.6 1/80s

[GPS]

そのまま直進すると西吾野駅に行ってしまいます。 ここで右に入ります。 手作りの道標がありました。小床峠のほうに進みます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 500 F5.6 1/80s

[GPS]

急にぼやぁっとした道になり、地形に沿った小刻みな上り下りが多い道になりました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

いい感じに整備されている箇所もありました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

全体的に道がぼやぁっとしているので迷いそうなところもありますが、たいていはこのように間違って進まないように木が並べられていました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

小床峠通過(10:17)。十字路になっています。 正面の階段に進みます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 640 F5.6 1/80s

[GPS]

ちょっとした岩場もありました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

ここを登れば吉田山です。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 640 F5.6 1/80s

[GPS]

吉田山(445m)到着(10:32)。山頂名はこちら

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 500 F5.6 1/80s

[GPS]

すぐに最後のピーク 御岳山 を目指して進みます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 320 F5.6 1/80s

[GPS]

一瞬、飯能アルプスの尾根が見えました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F8.0 1/250s

[GPS]

めっちゃ急な下りです。粘土質でよく滑るので、ロープがあって助かりました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 250 F5.6 1/80s

[GPS]

御岳山(370m)到着(10:42)。 生木に直接文字が書かれていて、下品な印象をうけます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 320 F5.6 1/80s

[GPS]

ちょっと歩くと階段が出てきます。階段で下りました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F5.6 1/80s

[GPS]

神社に出ました。写真向かって右側の境内から出てきました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 160 F5.6 1/80s

[GPS]

再び長~い階段で下ります。
この階段、各段が平行ではなく、微妙に前後左右に傾いています(意図してそうしたわけではなく、単に雑に作られた感じ)。 一歩一歩踏みしめて歩けば問題ないですが、急いでいたら転びそうです。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 640 F5.6 1/80s

[GPS]

まだまだ階段が続きます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 250 F5.6 1/80s

[GPS]

やっと降り切りました(と思っていました)。振り返って撮影。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 400 F5.6 1/80s

[GPS]

日露戦争の時に旗艦三笠が被弾した甲板が展示されていました。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

終わったと思っていた階段がまだまだ続きます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1000 F5.6 1/80s

[GPS]

ふう、今度こそ階段が終わりました(10:53)。長かった...。
ネット情報によると 685段 あるそうです。たしかに10分下り続けたので、そのぐらいはありそうです。
あとは吾野駅まで関東ふれあいの道に沿って、とことこ歩きます。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 1600 F5.6 1/80s

[GPS]

大高山(真ん中奥に見えているとがった山)が見えました。
名前は大高山ですが、本日最初に登った小高山(720m)より低い(493m)です。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F7.1 1/200s

[GPS]

まもなく吾野駅到着、黄色い花が綺麗です。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F8.0 1/250s

[GPS]

吾野駅に到着しました(11:07)。

Canon EOS Kiss X7 EF-S24mm f/2.8 STM 24mm(38mm) ISO 100 F6.3 1/200s

[GPS]

YAMAPのデータです。
やっぱ飯能アルプスは上り下りが激しくて、体力を消耗します。